2018年11月10日(土)・11月11日(日)に横浜アリーナでデビュー15周年を記念して「SUKIMASWITCH 15th Anniversary Special at YOKOHAMA ARENA ~Reversible~ Presented by The PREMIUM MALT'S」を行うスキマスイッチ。鍵盤を担当する常田真太郎さんは、サッカー好きとしても知られています。
スキマスイッチのグッズ製作にこれまで多く関わってきたSVOLMEですが、そのキッカケはサッカーでした。著名人によるサッカーチームSWERVES(スワーブス)部長の座も務める常田さんに、これまでの音楽活動や15周年ライブの話とともに「日々の活力へのため」というサッカーやSWERVESの話についても伺いました。

2018.11.01

互いのソロ活動を経て迎えたスキマスイッチ15周年 ~Reversible~

常田真太郎さん(スキマスイッチ)

音楽活動とともに精力的に取り組んだサッカー

- デビュー15周年おめでとうございます。スキマスイッチ結成の頃のお話を教えてください。

高校でコピーバンドを組んで、高校卒業後に専門学校で音楽を学びました。その頃から楽曲のアレンジ(編曲)に取り組みはじめて、レコーディングエンジニアとしても活動していました。当時から、後にスキマスイッチとして一緒にやっていく卓弥のセンスに惚れ込んでいたんですが、まだ自分に鍵盤を弾くスキルが足りなかったこともあってか卓弥は相手にしてくれていなかったんです。

でも、卓弥のバンドが解散して「音源が作りたいです」と、当時見様見真似ながらCDの録音をやっていた僕に依頼がきました。そこで録ったその曲をある知り合いのプロデューサーの人に聞かせると、当時、様々なバンドをサポートしていたので多くの音源を持っていったのですが、卓弥との曲だけ良いと言ってもらえました。そこで「デビューできるかもしれないよ」と、卓弥をチラつかせて1999年12月にスキマスイッチを結成しました。

- そこからメジャーデビューで大活躍。ちなみにSWERVESの活動はいつ頃からはじめられたんですか。

2008年ぐらいに、フットサル場でたまたまSVOLMEの渡邉祐二社長を紹介されました。そこにたまたま自分と同い年の1977年度生まれの人が多くいたんです。そこで、渡邉社長も同じ1977年度世代だと知って。そこから彼と意気投合して、このすぐ後ぐらいに「同い年で飲み会しよう」と盛り上がって。その時はSVOLMEが創業してから3年ぐらいで、そこでSVOLMEという名前を初めて知ったんですね。

そこで渡邉社長の「これからみんなでSVOLMEブランドを作っていきたい」という熱意を聞いたんです。当時、僕の周りの30歳前後の人で、自分の事業を起こしている人がいなかったし、そんな素晴らしいことが出来るならみんなで盛り上げたいと思っていました。その流れで自然に、SVOLMEが協賛している「音蹴杯」に参加しはじめました。それがSWERVESの始まりです。
(音蹴杯:音楽とサッカーが好きな著名人がによって行われるフットサル大会で、2006年から開催されている)

スキマスイッチは、結成当時にアパートの部屋の中にあった「隙間」と「スイッチ」からつけた名前なんですが、SWERVESは「曲がる・軌道」という意味です。「いいスワーブのコーナーキックですね」こんな感じで使われています。一番最初はSWERVES 77という名前でSVOLMEのユニフォームを作ってもらい、そこからSWERVESの活動の幅が広がりました。

- 常田さんにとって、サッカーやSWERVESの活動とはどのようなものですか。

思い出せば、6歳の時にキャプテン翼をテレビで見てサッカーを始めて、中学校卒業までサッカーをやりました。高校からは柔道をやったので、全くボールを蹴らなくなりました。それが今では、高校の同級生からすれば「アイツ今、サッカーやってんの?」と思われています。大人になってからでも気軽にできますし、ボールを蹴りながら、サッカーは「生涯スポーツなんだなぁ」と感じています。

もともと学生の頃から異業種との交流が好きだったので、歌手、元サッカー選手、元フットサル選手、セパタクロー、俳優、DJ、芸人などの人とSWERVESでサッカーを通じて交流しているのは楽しいです。とはいえ、本業に支障がないように、息抜きとなるような位置づけですね。ライブツアー中はSWERVESの活動をしませんが、これが無かったら理想的な体型を維持できないと思います(笑)

デビュー15周年の今だからこそできること

- デビュー15周年ということで、これまでで苦労した時はありましたか。

デビュー4年目の2007年にベストアルバムを出した次のタイミングですね。この時はあまりにやることが多すぎて自分たちの精神状態がギリギリでした。そこで一息つこうと、お互いのソロ活動を相方の卓弥に提案しました。そこで「スキマスイッチが終わった」って思う人もいれば、「今はソロをやるんだな」と思う人もいて様々な意見がありましたが、今思うとこの時期はやはり大変でしたね。

その後、卓弥と飲んだ時にお互いの意見をぶつけ合って。そこからいろんなことが変わったんです。それまではお互いに言いたいことを我慢しながらの距離感で制作してきたんですけど、その空気感をぶち壊してもっとお互いに面と向かってものを作るようにしよう、と思いました。それで、2009年ぐらいからまたデビュー当時の頃のようにきちんと卓弥と顔を合わせて対話して曲を作るようになっていきました。

- 9月19日リリースの『スキマノハナタバ ~Love Song Selection~』はどんな想いで作られたアルバムですか。

セレクションアルバムは初めてなんですが、そこに新曲も入れてとなると企画色があります。セレクションアルバムに対してリスナーの皆さんに、体温を感じてもらえるように、何回も打ち合わせをしてイメージを共有していきました。そのように作り込んでいったので、手作り感のあるアルバムです。それが、このデビュー15周年のタイミングでできてよかったと思います。

新曲の「ありがとう re:produced by 常田真太郎」は、卓弥のソロ活動時の楽曲を僕がアレンジし直した曲です。始めは作り直すことに少し抵抗がありましたが、この15周年のタイミングで、自分たちで立ち上げたセレクションアルバムという企画。「今しかできないって、こういうことかな。自分たちで新しいものを作っているんだ」と、いうのをセレクションアルバムでも見せられたんじゃないんかな、と思います。

- デビュー15周年記念ライブ「Reversible(リバーシブル)」の由来と今後の展開について教えてください。

リバーシブルについては、服でいうと「どっちでも使える」ということになりますが、僕たちにとっては「いつ、どういう時でも、どんなところでも聞ける」という使い勝手が良いというところにあるような気がします。スタンダードになるということは、常に人の中の心のランキングに入っているということで、いつもスキマスイッチがリスナーの近くにありたいということです。とはいえリバーシブルの大きな意味合いは、実際にライブを見にきていただけるとすぐにわかっていただけると思います。

今回のReversibleのロゴは、レコーダーかクルクルと回っていて、15周年ということで自分たちの歴史を巻き戻す「巻き戻し」と、昔から今にあっという間に至るという意味での「早送り」の意味があります。あとは「カエルの手」と、リバーシブルということで「ひっくりカエル」という意味を持っています。

これまでにSVOLMEとは度々グッズを製作してきました。僕は曲を作っていますが、一緒にものづくりをやっていくという意味で、SVOLMEと同じ志を持っていると思っています。ライブ中はもちろんですが、ライブが終わってからでもいつも着れる、常に身近にあるグッズをこれからも作っていきたいと思っています。皆さん、会場に足を運んでいただいて、グッズをぜひ買ってください!!

「SUKIMA SWHITCH 15th Anniversary Spesial at YOKOHAMA ARENA 〜Reversible〜」
SVOLME コラボツアーグッズ

  • item1

    ブルーフーディー

  • item2

    ジップフーディー

  • item3

    ボアフーディー