2019シーズンよりSVOLMEがサポートする町田也真人選手。
当時はJ1・松本山雅FCに所属し、翌年から大分トリニータへ完全移籍。
3年目となる今季は新たにJ2の舞台でスタートを切ったが、
第6節・琉球戦(3/23)の後に長い負傷離脱を強いられてしまう。
しかし、約3ヶ月のリハビリを経て第26節・岡山戦(7/10)に
復帰すると、チームと共に徐々に調子を上げていき、
現在J1昇格プレーオフ圏内に位置づける躍動ぶり。
1年でのJ1返り咲きに向けて、今現在の心境を、
ファン・サポーターへのメッセージと併せて聞かせてもらった。

ーーチームとしてシーズン序盤から苦しい状況が続いていた中で、更なる痛手となる町田選手の負傷離脱があったかと思います。当時の心境をお聞かせいただけますでしょうか。

怪我をしてしまったときは率直に“またか”っていうのがまず1つありましたね。それ以前にもよく脹脛を怪我してしまっていたので…。そのあと、早く治るみたいな感じの話があったので、それに向けて治療とリハビリと、着実に進めていったのですが、なかなかそれが良くならなくて。良くなってきて動いて駄目で、良くなってきて動いて駄目で、っていうのを繰り返しながら、3ヶ月ぐらいかかってしまいましたね。メンタル的には結構きつかったです。良くなってきたと思ってリハビリの段階を上げていくとまた悪化、みたいな。上げて落とされて上げて落とされてというのが続くとしんどいですね。これが3回ぐらいありました。

ーー長いリハビリ期間を終えて、チームの練習に合流されました。第24節・千葉戦(7/2)あたりでベンチ入りするかと楽しみにしていましたが、復帰戦はその翌々節の岡山戦でした。惜しくも2-2ドローで試合を終えましたが、久し振りに立ったピッチやホームの雰囲気はどのように感じられましたか

ピッチに立てたことはとても嬉しかったです。そのとき2-1の状況で勝っていたので、役割を全うしたいなという気持ちもありました。チームのためはもちろん、それまで待っていてくれたサポーターも(途中出場前に)ビブスを脱いだ時から拍手が始まって。ピッチに入る瞬間はもう凄くて、めっちゃ嬉しくて。すごいパワーをもらいました。でもチームとしてはそのあと同点に追いつかれてしまったので、嬉しい反面、悔しい想いもしたという復帰戦でしたね。

ーーそんな温かいサポーターが多くいるからこそ大分トリニータというクラブは様々な苦難を乗り越えられているように思います。非常に根気強いクラブという印象がありますが、町田選手から見てトリニータのファン・サポーターには改めてどのようなイメージをお持ちでしょうか。

本当にJ1, J2, J3と経験しているクラブは数少ないから、すごく劇的な変化があるクラブ。大きなスポンサーがずっといてくれているわけでもなく、経営難もあり、J1に上がっては下がって…。でも街に出たら、色々な方が声をかけてくれるんですよ。温かみのある人たちが応援してくれているので、それが過去4回実施したクラウドファンディングにも表れていて。その恩返しを絶対しないといけないなと思っています。

ーー最後に、今現在チームコンディションは上々だと思います。プレーオフ出場を決め、リーグ戦は次がラスト。1年でのJ1復帰に向けて、残る試合への想いをお聞かせください。

自分たち次第でJ1の舞台に戻れるというチャンスがある状況です。”勝つ”って口で言うことは簡単ですが、それをしっかりと遂行できるように。自分たちの手でもう一度J1へ行けるように必死で今もがいてやっているので、最後の最後まで頑張りたいと思います。

ーー町田選手のゴールにも期待しています。頑張ってください!

Profile
町田也真人◆まちだ・やまと
埼玉県浦和市出身のプロサッカー選手。大分トリニータ所属。ポジションはMF。豊富な運動量と正確なボールさばき、チームのリズムを生み出すポジショニングとゲームメイク力が特徴的な攻撃の要。昨シーズンはリーグ戦チーム最多となる8ゴールを記録。同年の天皇杯準優勝にも貢献した。所属3年目となる今季は序盤の負傷離脱で苦しい期間を過ごすも、復帰後は好調の牽引役としてチームの中心となり躍動。

今回、町田也真人選手へのインタビュー敢行記念として、SVOLMEオンラインショップ(https://shop.svolme.net/)で2022秋冬新作アイテムを含む¥11,000-以上ご購入いただいた方の中から希望者先着20名様に町田選手プロデュース『YAMATO COFFEE』をプレゼントいたします。

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Q. 『也真人珈琲』についてお聞きしたいのですが…。こだわりポイントを教えてください!
A.R(アール)とN(エヌ)の2種類を展開しています。Rの方は、割と誰でも飲めるような味にしたくて。基本的にコーヒーって苦いじゃないですか。最初は苦いっていうところから大体入るから、少しでもその苦みを取ってあげるというか…。そんなに苦くないじゃんっていう、スッキリしているような感じのものを作り立てて、ブレンドして。最終的にコレだってなったのがRですね。ブラジルとエチオピアとマンデリンとかを混ぜて飲んで、っていうのをいっぱいやりながら近付けていくんですよ。それでようやくできたのがRです。NはRより深煎りで苦味を加えた玄人向けのコーヒーになっていますね。

Q. コーヒーを好きになったキッカケとかあるんですか?
A.試合でアウェーに行くじゃないですか、そうしたら皆でご飯食べるんですよ、テーブルで。そのときに先輩が飲んでいるのを見て、“かっこいいな”みたいな(笑)入りはそこですね。最近はカフェ巡りが好きなので、行ってコーヒーが飲めないのはもちろん嫌なので、コーヒー知りたいな、カフェやりたいな、と思っていたら、コーヒーコーディネーターという資格があることを知って。結構知れるようになるから楽しいですね。